1. 大曲駅前近郊

  2. 大曲丸の内近郊

  3. 角館近郊

  4. 協和近郊

  5. 田沢湖近郊

  6. 美郷近郊

  7. 居酒屋

  8. カフェ・スイーツ・パン

  9. ラーメン

  10. BAR・スナック

  11. 和食・日本食

  12. そば・うどん

  13. 焼き鳥

  14. 寿司

  15. 焼肉

  16. 中華料理

  17. レストラン・洋食

  18. ランチ

  19. テイクアウト

  1. 日本酒

  2. いぶりがっこ

  3. 白米

  1. 大曲の花火(全国花火競技大会):日本最高峰の花火芸術

  2. 乳頭温泉郷:ブナ林に抱かれた憧れの秘湯

  3. 田沢湖:日本一深い神秘の湖とたつこ伝説

  4. 角館 武家屋敷通り:みちのくの小京都、歴史と桜が彩る街並み

  5. 秋田駒ヶ岳:高山植物の宝庫と絶景パノラマ

  6. はなび・アム:大曲の花火を深く知る体験型資料館

  7. 払田柵跡(ほったのさくあと):平安時代の巨大城柵跡

  8. 旧池田氏庭園:明治の豪農が築いた国指定名勝

  9. 抱返り渓谷(だきがえりけいこく):東北の耶馬渓と称される絶景スポット

  10. 強首温泉郷(こわくびおんせんきょう):大仙市のレトロな秘湯

仙北の観光情報

一度は行きたい秘湯!憧れの「乳頭温泉郷」完全ガイド~七湯めぐりと雪見風呂の魅力~

秋田県の深い山間に、まるで隠れ里のように佇む「乳頭温泉郷(にゅうとうおんせんきょう)」。ブナの原生林に囲まれた秘湯ムード満点のこの地には、それぞれに異なる源泉と個性を持つ7つの宿(湯)が点在しています。今回は、心も体も癒される乳頭温泉郷の魅力と、七湯めぐりの楽しみ方、アクセス方法まで詳しくご紹介します!

乳頭温泉郷とは?自然に抱かれた七つの秘湯

乳頭温泉郷は、十和田・八幡平国立公園の乳頭山麓に位置する温泉地の総称です。アクセスが良いとは言えないものの、その隔絶された雰囲気が「秘湯」としての魅力を高めています。点在する7つの宿(鶴の湯、妙乃湯、蟹場温泉、大釜温泉、孫六温泉、黒湯温泉、休暇村 乳頭温泉郷)は、それぞれ独自の源泉を持ち、泉質も効能も様々。一軒一軒が個性的で、湯治場の風情を色濃く残しています。

個性あふれる七湯をめぐる!乳頭温泉郷の魅力

乳頭温泉郷の最大の楽しみは、個性豊かな7つの湯をめぐること。ぜひお気に入りの湯を見つけてみてください。

  1. 鶴の湯温泉: 乳頭温泉郷で最も古く、最も有名。茅葺き屋根の本陣が残り、江戸時代の湯治場情緒たっぷり。白濁した湯が満ちる混浴露天風呂はあまりにも有名です(女性専用の露天風呂もあります)。
  2. 妙乃湯温泉(たえのゆ): 渓流沿いに位置し、洗練された雰囲気で女性に人気。金の湯(酸性泉)と銀の湯(単純泉)の2種類の源泉を楽しめます。景観の良い露天風呂が魅力。
  3. 蟹場温泉(がにば): 周囲を原生林に囲まれた静かな一軒宿。透明で肌あたりの良いお湯が特徴。宿から少し歩いた場所にある混浴露天風呂「唐子の湯」は開放感抜群です。
  4. 大釜温泉(おおかま): 廃校になった小学校の木造校舎を移築して利用しているユニークな宿。どこか懐かしい雰囲気が漂います。茶褐色の含鉄泉が特徴。
  5. 孫六温泉(まごろく): 「山の薬湯」とも呼ばれる、湯治場らしい素朴な雰囲気の宿。足元からぷくぷくと源泉が湧き出す「石湯」が名物です。
  6. 黒湯温泉(くろゆ): 茅葺き屋根の湯小屋や自炊部が残り、昔ながらの湯治文化を感じられる宿。打たせ湯や混浴露天風呂、男女別の露天風呂など、様々なお風呂があります(冬季休業あり)。
  7. 休暇村 乳頭温泉郷: 近代的な設備を備えたリゾートタイプの宿。ブナ林に囲まれた露天風呂や、2種類の源泉(ナトリウム炭酸水素塩泉と単純硫黄泉)を楽しめます。初心者でも安心して利用できます。

お得に湯めぐり!「湯めぐり帖」を活用しよう

乳頭温泉郷の7つの宿の湯を日帰りで楽しみたいなら、「湯めぐり帖」が断然お得!

  • 価格: 1,800円(税込)
  • 内容: 乳頭温泉郷にある7軒の宿(鶴の湯、妙乃湯、蟹場、大釜、孫六、黒湯、休暇村)の温泉に各1回ずつ入浴可能。
  • 有効期限: 購入日から1年間。
  • 購入場所: 各宿のフロントで購入できます。
  • その他: 各宿への移動は、湯めぐり帖購入者などが利用できる「湯めぐり号」(有料バス・本数限定)または自家用車・タクシーになります。タオルは付いていないので持参しましょう。

※料金や内容は変更される場合がありますので、事前に公式サイト等でご確認ください。

乳頭温泉郷の楽しみ方いろいろ

  • 日帰り入浴: 気軽に秘湯を楽しむなら日帰り入浴。各宿で入浴時間が異なるので事前に確認を。
  • 宿泊: 時間を気にせず、ゆっくりと秘湯の宿に滞在するのが一番のおすすめ。山の幸を使った料理や、静かな夜を堪能できます。
  • 四季を満喫:
    • 春: 雪解けと共に芽吹く新緑がまぶしい季節。
    • 夏: 爽やかな高原の気候の中、避暑に最適。
    • 秋: ブナの原生林が黄金色に輝く紅葉は見事。
    • 冬: なんといっても雪見風呂!しんしんと雪が降る中、温かい温泉に浸かるのは至福のひとときです。
  • 自然散策: 周辺にはブナ林の散策路などもあり、温泉だけでなく豊かな自然も楽しめます。

乳頭温泉郷へのアクセス

  • 電車+バス: JR秋田新幹線「こまち」で田沢湖駅下車。田沢湖駅から羽後交通バス「乳頭温泉」行きに乗車し、各温泉の最寄りバス停で下車(約50分)。
  • 車: 東北自動車道 盛岡ICから国道46号線、県道を経由して約1時間20分。
    • 冬期の注意: 11月下旬~4月下旬頃は積雪や路面凍結のため、スタッドレスタイヤやチェーンが必須です。運転には十分注意してください。また、黒湯温泉へ向かう道は冬季閉鎖されます。

知っておきたい注意点・持ち物

  • 日帰り入浴の時間: 各宿によって受付時間が異なります。事前に必ず確認しましょう。また、清掃やメンテナンスで入浴できない時間帯もあります。
  • タオル: 湯めぐり帖にはタオルは含まれません。持参するか、宿で購入・レンタルしましょう。
  • 携帯電波: 山奥のため、場所によっては携帯電話の電波が繋がりにくい場合があります。
  • 服装・靴: 自然の中を歩くこともあるので、歩きやすい靴がおすすめです。冬はしっかりとした防寒対策を。
  • 混浴風呂のマナー: 混浴露天風呂がある宿もあります。お互いに配慮し、マナーを守って気持ちよく入浴しましょう(多くの宿では、女性用に湯浴み着のレンタルや、女性専用時間、女性専用露天風呂があります)。

まとめ:心ゆくまで癒される、憧れの秘湯体験を

豊かな自然の中に佇む、個性あふれる七つの湯、乳頭温泉郷。日常の喧騒を離れ、ゆったりと流れる時間の中で、効能豊かな温泉に浸かる…これ以上の贅沢はありません。特に、雪景色の中で入る露天風呂は、一生の思い出になること間違いなしです。

ぜひ、あなたも憧れの乳頭温泉郷で、極上の癒やし体験をしてみませんか?

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